海外でサ旅をしたいと思った時、Lesson2-1 世界各国のサウナでご紹介した、サウナ発祥の地フィンランドは、一度は行ってみたい国ではないでしょうか。
このセクションでは、サウナ発祥の地であるフィンランドの首都「ヘルシンキ」と「タンペレ」のサウナについて、それぞれの魅力をみていきましょう。
サウナ発祥の地フィンランド

フィンランドのサウナは、静かで厳かな雰囲気があり薄暗く、瞑想をするのに向いています。日本のようにTVや音楽がないため、深くリラックスする空間として適しています。
フィンランドでのサウナマナー
フィンランドでは、サウナに入る前にシャワーを浴びるのがマナーです。忘れずに体の汚れを落としてからサウナ室へ入りましょう。
フィンランドのサウナは社交場としても利用されているので、簡単な会話文を練習しておくと、さらにフィンランドのサウナの雰囲気に馴染むことができます。
大自然型と都市型のフィンランドのサウナ
フィンランドのホテルには必ずと言っていいほどサウナが併設されており、その他にもサウナの公衆浴場も多く設置されています。大自然が多く残るフィンランそでは、都市部と郊外でいろいろなタイプのサウナを体験できます。
日本からは飛行機で約10時間で到着するフィンランド、ぜひ一生に一度は訪れてみたい地です。
フィンランドの首都「ヘルシンキ」でおすすめのサウナ

ヘルシンキ最古のサウナ「コティハルユサウナ(Kotiharjun Sauna)」
1928年に創業した「コティハルユサウナ(Kotiharjun Sauna)」は、薪ストーブを使ったサウナです。一階は男用、二階は女用と男女別になっているため水着は不要です。
入浴中には薪が燃えている独特の香りに包まれます。追加料金を支払うことでヴィヒタも利用できます。
森と湖の中で楽しむサウナ「クーシヤルヴィサウナ(Kuusijärvi Sauna)」
伝統的なスモークサウナを楽しみたいときにおすすめなのが「クーシヤルヴィサウナ(Kuusijärvi Sauna)」です。ヘルシンキからはバスで約30分で行ける場所にあり、森に囲まれた中にあるサウナです。目の前に湖とベンチがあり、湖で体を冷やしたあとにベンチに座って「ととのう」ことにも挑戦できます。
スモークサウナは混浴のため、水着を着用してから入浴するようにしましょう。
フィンランドにある「タンペレ」でおすすめのサウナ
サウナのメッカと呼ばれている町「タンペレ」もサ旅で巡りたい場所の一つです。ヘルシンキからは列車で約1時間30分で到着できる場所であり、いろいろな種類のサウナ施設があります。

フィンランド最古のサウナ「ラヤポルティ(Rajaportti)」
とくに見逃せない場所が、1906年に創業されたフィンランドでも最古の公衆サウナと呼ばれている「ラヤポルティ(Rajaportti)」です。
フィンランドは混浴施設で水着を着用する機会が多いのですが、この「ラヤポルティ(Rajaportti)」は男女別に分かれているので、裸でリラックスしながらの入浴が可能です。
湖にダイブできるサウナ「ラウハニエミサウナ(Rauhaniemi public sauna)」
タンペレ駅からバスや車で約10分の場所にある「ラウハニエミサウナ(Rauhaniemi public sauna)」は、森の湖畔にあるサウナの近くに飛び込み台が設置されており、湖に向かってダイブすることができます。もちろん、飛び込み台を使わずに湖に入ることも可能です。
男女共用のため水着が必要ですが、30人ほどまとめて座れる大きなサウナ室もあります。
都市型サウナの「トゥーリンサウナ(Tullin Sauna)」
ヘルシンキ駅から徒歩で数分の距離には都市型サウナもあります。「トゥーリンサウナ(Tullin Sauna)は、レストラン、ホテル、サウナが一体型になっておりバスタオルから水着まで全てレンタルすることができます。
着の身着のままで訪れることができるので、思い立ったときに気軽にサウナを楽しめます。