サードプレイスとしてのサウナ
サウナを「サードプレイス」としての視点から見てみましょう。どのような点がサードプレイスとして適しているのでしょうか。
自然な姿でくつろげる

裸で過ごすサウナは、身体的な開放感とともに心も開放的になり、リラックスした自然体の自分を取り戻すことができます。
仕事場や家庭での役割から開放された、なにものでもない自分として過ごす空間で自分らしくすごすことで、他では得られない心地よさを感じることができます。
肉体的・精神的回復が期待できる

肉体的・精神的回復は、ここまで学んできたサウナの大きなメリットであり、サードプレイスとしてサウナが人気である理由の一つです。
リラックスしながらコンディションを整えることができ、一人でも仲間とでも過ごせる場所は、そうそうあるものではありません。サウナで過ごす時間は、仕事や家庭での活力を養うことにも役立ちます。
毎日通いやすい

毎日入浴する習慣がある私達日本人には、サウナは習慣として取り入れやすく、仕事終わりなどに通えることも魅力の一つです。また数千円という価格帯も通いやすさの一つの要素となるでしょう。
いつもとは違うサウナで新鮮な気持ちを感じてもよし、同じ施設を愛用し知り合いが増えた居心地のいい空間ですごすもよし、サウナは毎日通いたくなる魅力があります。
サウナ後の飲食のおいしさ

フィンランドでは、長時間入浴の休憩中に「サウナフード」を楽しむ習慣がありますが、日本でもサウナ後に食べる「サウナ飯」や、飲食ができる場所を提供しているサウナ施設もあり、ゆったりと過ごすことができます。
サウナ後は空腹感を感じやすく、身体が水分やミネラル、カロリーを欲している状態です。サウナ後の食事は普段よりも美味しく感じられるなど嬉しい効果もあるため、飲食を通じて体に不足した栄養を補うとともに、心と体を満たすことができます。