Introduction　はじめに | サウナエキスパート資格講座

2019年から2020年頃にかけて、さまざまな媒体でサウナブームが取り上げられました。

特に火付け役となったのが、「サ道」という2019年に放送されたドラマです。

「マンガ　サ道～マンガで読むサウナ道～」（著者：タナカカツキ）を原作としたドラマで、放送開始後にSNSで話題となるなど大きな反響を呼んだ番組です。

その作品中で使われている「ととのう」という言葉は、それまでサウナに詳しくなかった人たちからも大きな注目を集めました。

サウナで「ととのう」とは

サウナ用語の中でも、トップクラスに有名なのがこの「ととのう（整う）」という言葉ではないでしょうか。

「熱いサウナ、水風呂、休憩（外気浴）」をサイクルとして繰り返すことで
頭や体がスッキリとして、体がととのった感じになるということから生まれたサウナ用語です。

この入り方は、従来行われていたサウナとは異なる入浴法ではありましたが、今ではサウナ愛好者を中心に定番の入り方として浸透しています。

スマートフォンやパーソナルコンピューターなどの電子機器を取り扱う現代人には、さまざまな体の悩みが起こります。

肩こり、腰痛、眼精疲労、全身の倦怠感など病気ではないけれど、なんとなく体調がスッキリしないということもあるのではないでしょうか。体調が優れないと気分は落ち込みやすくなり、抑うつのような状態になってしまうかもしれません。

このような不調は、血行不良、冷え、自律神経の乱れなどが主な要因として考えられています。

デスクワークが多い方の場合、姿勢が猫背になりやすく、椅子に座った生活を続けていることで慢性的な血行不良が起こりやすくなります。

女性の場合は、男性と比べて筋肉量が少ないので運動をしても発汗や血流量の増加が起こりにくく、冷え性になりやすいと考えられています。

運動不足の方は、もともとの筋肉量が少ないため、運動をしても体内で発生する熱量が少なく体が温まったという実感が得られにくいかもしれません。

夜勤など昼夜逆転生活が続くと、自律神経が乱れやすくなるため、睡眠不足やメンタルの不調、冷え性などに繋がります。

このような現代的な悩みがある方にこそ、サウナの活用が不調改善の助けになるかもしれません。（※なんらかの持病がある方は、サウナに入る前に必ず主治医に相談しましょう。）

この「サウナエキスパート講座」では、サウナが好きで詳しく知りたい方はもちろん、サウナをまったく知らない方でも楽しみながら学習していただける内容となっています。

サウナに関して、このような悩みや興味がある方は、きっとこの講座を通して成長したと実感できるでしょう。知識を得ることで、いつもとは違った新しい日常に挑戦するきっかけになるかもしれません。

さあ、あなたもこれから「サウナー（サウナ愛好者の略）」のひとりとして、大きな一歩を踏み出しましょう！